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永久脱毛すると、永久に毛が生えてこないの?

「永久脱毛すると、永久に毛が生えてこないの?」みなさんも一度は疑問に感じたことがあるのではないでしょうか?
永久脱毛では、毛が発育・再生する仕組みそのものを破壊するため、完全に破壊された場合、それ以降に毛が生えてくることはないはずです。
しかし、永久脱毛で主流になっている医療レーザー脱毛が誕生したのは1996年。まだ16年程しか経過していないため、実は永久に脱毛効果があるという証明はできていません。
現在は、最終照射後6ヶ月経過時点で発毛がなければ、永久脱毛とみなされています。

毛の構造

また、体の表面に出ている毛は全体の1/3で、残りの2/3は休止期で皮膚の下で眠っているといわれています。
人間の体毛は個人差はありますが、およそ500万本程度と言われていますので、実際に目に見える毛は165万本程度で、残りの毛は皮膚の中にあって見えていないのです。
この休止期にある毛は処理することが難しいため、医療レーザー脱毛や針脱毛で表面に出ている毛を処理してもすぐに毛が生えてくるのは、休止期にあった毛が成長期になり生えてくるためです。
このため、休止期の毛が成長期に入るのを待って複数回の施術を受ける必要があります。

毛球

毛根の最下部にあり、毛の発育で最も重要な部分。
毛球で毛母細胞が活発に細胞分裂を繰り返し、上方に移動して毛を伸ばします。

毛乳頭

毛根の底のくぼみです。神経や毛細血管が集中しており、毛細血管から栄養を取り込んで毛を成長させます。
そのため、この毛乳頭が破壊されなければ、毛を抜いても再び生えてくることになります。

毛母細胞

毛乳頭の上の部分にあり、毛乳頭から栄養をもらうことで分裂し成長します。
この成長により硬化し、伸びることで肌表面に毛として出現します。この毛母細胞を破壊しない限り、毛は次々に生えてきます。
医療レーザー脱毛などでは、この毛母細胞を破壊します。

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